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            | 株式会社 オー・エル・エス 様 |  
            
           
            | 過去のシステム資産を捨て iSeries で構築した新・物流管理システム |  
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              | 導入経緯・システム構成図 |  
              | (株)オー・エル・エスは1993年、日本貨物鉄道および日本オイルターミナルを主要株主に、エンジンオイルなど工業用潤滑油の共同配送を目的に設立された。 潤滑油は生産機械、車、船舶など、多種多様な駆動装置で使用されている。国内では年間240万キロが消費されているが、商品アイテムは数千種類に及び、配送先もガソリンスタンド、工場、停泊中の船舶まで・・・といわゆる「少量・多品種・多納品」型の配送である。
 
 1994年に郡山物流センターを設置、1996年には甘木営業所を開設、2002年は盛岡物流センターを設置した。これら物流拠点は在庫としての性格を備える一方、荷主各社からの配送状況の問い合わせ窓口を併せ持っている。また荷主である石油会社の生産地から納品先への直接配送も行っている。
 
 最初に業務を開始した郡山では富士通のオフコンで、2年後に開設した甘木では PCをベースにNetwareとdbMagicで、オーダーから在庫管理、出庫指示、配送計画、請求までを処理していた。拠点別に異なるシステムを導入したのは、開設時期の違いから開発ベンダーが異なっていたこと、本社・拠点間でデータ連携を必要としていなかったこと、それにベンダー主体で開発・導入を行っていたなどの理由による。
 
 しかし結果的にはどちらのシステムもうまく稼動しなかった。PCサーバーでは頻繁にシステムダウンが発生し業務の停止を繰り返した。独自の在庫・ロケーション管理システムは、複雑な計算処理に毎回2時間を要している。さらにオフコン、Netware、dbMagicはどれも将来的な発展が期待できない。
 
 こうした状況を考慮し、更に2002年の盛岡物流センターの発足を機に、同社は過去のシステム資産を一切廃して、一極集中管理型の新たな物流管理システム構築を決断した。2001年5月のことである。
 
 その年の7月、ベンダー10社が参加した入札方法でシステムを決定した。同社から提示されたのは、在庫・配送に関する独自の業務要件に加えて、24時間365日の運用、データ損失を確実に回避する万全の信頼性、処理時間の短縮、そして「わずか5年前のシステム資産をすべて捨てざるをえないような経験は2度としたくない」という思いから、プログラム資産継承性が高いことであった。
 
 その結果、共栄情報システムの普通倉庫兼物流センター業務基幹システム「new WH/400」の導入が決定した。
 
 2002年4月にまず盛岡・郡山で稼動し、良好な結果であったため、2週間後には急遽、全社展開を実施。ロケーション管理に要する時間は従来の2時間から秒単位になるなど、業務処理時間は大きく短縮。保守の集中化により、安定的かつ快適な運用が続いている。
 
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              | システム構成図 |  
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              | 導入までのスケジュール |  
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                  | 平成13年5月 | 新システム開発決定 |  
                  | 平成13年6月 | 開発仕様書作成(ユーザーレベルのシステム要件定義書) |  
                  | 平成13年7月 | 開発説明会開催 |  
                  | 平成13年8月 | 開発会社の決定 |  
                  | 平成13年8月~平成14年1月 | システム開発期間 |  
                  | 平成14年2月~平成14年3月 | 運用テスト |  
                  | 平成14年4月 | 本稼働(盛岡・郡山) |  |  
            
              | お客様の声 |  
              | 「システム導入をお願いした要因として、ご提案していただいたハードウェアが信頼性が高いものだったことがまず1点。もう1点は倉庫業に特化しているシステムウェアハウス(共栄情報システム株式会社)だったこと。様々なシステム構築をやっているのではなく、物流分野に専門的なベンダーさんに頼んだらうまくいくのではないかと考えました。それに加えて営業の方がとても熱心だったことと、コスト面でも十分魅力的なものだったこともお願いした要因といえます。 
 また、実際にSEの方にお会いしても、「さすがは専門家」だけあって、非常に飲み込みが早く、私どもの要望を素早く的確に受け答えしてくれました。おかげで半年という開発期間のなかでも、システム構築をスムーズに進めることができました。
 
 現在、我が社のシステムは要件で提示していただいた必要能力の倍の数量を動かしています。しかもなんらパフォーマンスが落ちているということはありません。やはりいい選択をさせていただいたなと、大変満足しています。」(営業部 倉科係長)
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